法人の歴史

<やまびこグループの歴史>

やまびこグループが誕生?したのは、平成14年11月のこと。

受けること7回…司法書士受験時代が長かったので、その間に宅建・簿記2級3級・AFP・行政書士の資格を取得して行きました。平成14年の試験にも不合格となり、まずは平成13年に合格していた行政書士から始めることになったのです。この年は、税理士試験の勉強も始めていたおバカちゃんな代表の進藤。。。翌年の受験は、司法書士試験に専念した結果滑り込みセーフ!!実家の6畳一間の部屋にて始めましたが電話が壊れているのでは?と思うくらい依頼の電話が鳴らなかったのは言うまでもありません。

親戚の叔父から頂いた開業祝いで面談室の机と椅子2脚をアウトレットの家具売り場購入し、プリンターを購入しましたが、複合機やビジネスフォンなどは買えませんでした。

今でも、資金繰りに余裕があるわけではありませんが、開業後しばらくは、ファックス機能付き家庭用電話と家庭用コピー機でどうにかしていました。ビジネスフォンや複合機が事務所に導入されたのは、結婚を機に事務所を移転し血縁関係のないスタッフを採用してからのことで、平成20年のことです。

         ゴルフ・ゴルフ・ゴルフ

特に営業という営業はしていませんでした。引き込まれてはまってしまったゴルフに平均週一回のペースで行っていました。どうにかなってしまっていただけで、今から考えると何の取り組みもしないで何となく過ごすということについて恐ろしく思います。

ギアチェンジ

自宅兼事務所を建築したのを機にBtoC 向けのモデル業務を展開していくため、幹線道路沿いに野立て看板を4か所設置しました。また、ショッピングセンターでの出張相談会を開催したり、新聞折り込み広告を出したり、ポスティング雑誌に広告を出したり…、ニュースレターを送付したり。

開業当初は、電話帳にも電話番号を掲載していなかったため、不動産会社の方が弊社を紹介してくださっても電話番号すらわからないというありさまでしたが、人が変わったかのような発信ぶりに。

相続関係業務にも積極的に取り組み始めました。それまでは、わざわざもめるかもしれないところに入っていかなくても…と消極的でした。どうせやるならしっかりとした提案や業務知識の習得が必須であるので、相続アドバイザー協議会主催の相続アドバイザー研修に参加しました。一時期は事務所の全員が相続アドバイザーとして活動していました。

資格者に選ばれるための事務所作り

開業以来有資格者は代表のひとりだけでやってきましたが、業務量も人の管理もキャパオーバーになっていました。有資格者で勤務してくれる人がいない、かと言ってスタッフが試験合格すれば解決するからという理想論だけでもいけません。

翻って、採用される側の気持ちになって考えると、「こんな田舎の町にそんなにたくさんの司法書士の仕事があるわけがなく経験を積むことは出来ないだろう…」と思うのも当然のこと。その中で、あえて私たちの事務所に飛び込んで来て勤務しようという有資格者をただ待っていたのではだめだなと気づきました。

そして、資格者に選ばれる事務所になるための努力を始めたのです。今では、こんな田舎の事務所ですが、のべ6名の有資格者の方に勤務してもらえるまでになりました。

もちろん、これまでも4名の試験合格者の配属研修の受け入れ先としての役割も担ってきています。気軽に事務所の門を叩いて欲しいと思います。

多業種も業務範囲に

元々、「司法書士に許されている業務については、すべて取り組む」というスタンスで取り組んできました。不動産登記はもちろん、商業登記を始めとする企業法務や成年後見人としての活動、そして遺産整理業務や民事信託の枠組みの提案などをしてきています。

相続業務について取り組むうち、民法のルールだけでは出来ないことがたくさんあることに気が付きました。また実家のたたみ方に困っている方、住宅ローンが払えず家を手放す方にたくさん出会う中で、関係業者の方を紹介して「後はよろしく!」というスタイルではなくて、司法書士事務所だからできることがあるのではないかという想いから、不動産仲介業と保険代理業を扱う株式会社を平成24年に立ち上げました。

法人化

開業当初からいつかは法人化したいと常々考えてきました。いつかは僕も年を取ってこの世からいなくなる日が来ますが、死んだら終わりというのも悲しい話ですし、想いを形にして引継ぎ残っていければ良いなぁということ、また複数資格者体制で業務を受けられることの安心感を依頼者に与えたいということから、平成26年4月にまず司法書士業から法人化しました。

翌年4月には行政書士業も法人化し5月には隣町の新居浜市へ従たる事務所を設置することになりました。


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